カナダでマジワーホリのススメ

カナダに来て、感覚や価値観ががらりと変わった

花岡美奈子さん
大学病院で看護師として働いていたが、外国人患者に接する度に英語の必要性を感じ、海外で医療英語を学ぶことを決意。2006年9月ワーキングホリデーでカナダへ。
広く海に面した小さな街、パウエルリバー。
学生の多いバンクーバーを離れ、豊かな自然の中で英語を学ぶためここに移動したという花岡美奈子さん。
日本では看護師として働いていたが、ときおり入院する外国人患者に接する度に、英語が話せない自分がもどかしかった。
日に日に海外で英語を勉強したいという気持ちは強くなり、月8万円もの貯金をしてカナダへ渡る。
「最初のうちはすごく楽しかった。でも3カ月後に、急に自分がしゃべれなくなったように感じたんです」。
3カ月も経つのに自分はこの程度なのかと悩むなか、友達に「まだそのレベルなの?」と言われる夢まで見てさらに落ち込む。
思わず実家に電話をかけたところ、「3カ月で話せるようになるわけがない。思い詰めないで、生活を楽しみながら自分のペースでやればいい」と言われ、一気に気持ちが楽になった。
「日本にいた頃はせっかちだったけど、カナダに来たら気持ちにゆとりができた」という美奈子さん。感覚や価値観が、がらりと変わったという。
毎日を楽しく過ごしながら、その中で英語を学んでいく
そうして肩の力が抜けた美奈子さんは、先生や友人との会話、テレビ番組や新聞などを日々楽しみながらも、常にその中から新しいセンテンスをメモにとり、すぐに使って応用することで、確実に自分のものにしていくようになる。
その結果、使えるボキャブラリーもフレーズも増えてきたという。
「日本の病院で働いていた頃は、いつも英語のファイルを持ち歩いていましたけど、今は必要とは思いません。自分で例文を応用したり、単語をとりあえず口に出して、つなげていくことができるようになりました」。
すらすらと、思ったことを話せるようになるのが当面の目標と語る美奈子さん。
基本の英語力を十分身に付けてから医療英語を学び、"英語が話せる看護師"を目指す。
7月にバンクーバーに戻ったら、ジェネラルホスピタルのボランティアをするつもりだ。カナダで看護師の資格を取ることも考えている。
「今はとにかく毎日が楽しくて! ぐっすり眠れすぎて困るくらいです。本当に来てよかった!」。
決して手を抜かず、しかし力まず自然体で目標に向かう美奈子さん。意欲的に学ぶ喜びは、始まったばかりだ。














